2012年6月11日月曜日

割に合わない


修善寺は落車DNF。


6:40の新幹線に乗り田京へ。今回はずいぶん余裕を持って着いた。風も弱く、日差し暖かく絶好のレース日和といった感じ。すでにレースを終えたあじゃさんに挨拶をする。

Bクラスは40名ほど、8周のレース。4月の反省から、今日は下りに入る前に前方に位置取りすることを意識してスタート。
1周目は思惑通り、前目でこなす。下りで2回あるきつい左カーブは、ブレーキを当てぎきしてなるべく小さく回ることを心がける。でも普段こんな速度でコーナーリングすることはないので、なかなか難しい。

下り終えたあとの長い登りで、2人くらい飛び出す。私はメイン集団の先頭でスタートゴールまでの下りを進む。そして、ストレートでは5~10番手くらいを確保。2周目の下りへ。

大きく回る左カーブで、先頭付近で音がして、落車発生。2人ほどが犠牲になったか。よけるまでには結構間があったはずだが、コーナーの最中で人が倒れているというのは想像以上に大きい障害物だ。かなりすれすれでよけることとなり、大きく減速。これでかなり番手を下げる。

焦った。恐怖心もあった。多分、集団内の多くの人間が同じ思いを抱いていたはず。

そして、2回目のきつい左カーブ。自分のすぐ前、アウトから強引に抜きにかかる選手が。これは危ない!抜こうとした選手がコーナー外側の植え込みに触れ、抜かれた選手と接触。あちゃ~倒れちまったよ。正面前方に転がっている人がいる。こういうとき、どうすればいいんだっけ?

もちろん、考える暇などない。次の瞬間宙に浮いて、地面に叩きつけられていた。
最初に思ったのは、「生きてる、頭打ってない」。次におそってきたのは全身の痛み。そして憤り。ほうほうの体でコース脇によけるが、自分の自転車が転がっていることに気づきあわててコースに戻る。なぜか、フロントのタイヤが外れていた(リムが壊れたのかと思ったが、そうではなかった)。

ここでの犠牲者は4人。初めは、アウトから抜いた選手が最初に転倒したものと思っていたが、どうもイン側の抜かれた選手が転倒したらしい。みんな、口々に文句を言っている。幸い、大事に至った選手はいない模様。みんなで回収車を待ち、収容される。

あとは、CSCの医務室でごくごく簡単な応急処置(消毒+絆創膏の古典療法)を受け、自転車を回収。背中がイタイ。。
自転車は、フロントタイヤを交換したらとりあえず走れるようになった。しかしこういうとき、輪行はツラい。。

駐車場でフロアポンプを貸してくれる人を探していたら、マリアローザの方が快く貸してくれた。「落車したんです-」というと、「背中なら大丈夫。(腰の横側を指さして)ここだとまずいんだよ。大腿骨が」と教えてくれた。そういうもんかね。。

帰りは迷ったが、亀石峠を選択。のろのろと登り、下れるだけ下って、宇佐美から輪行。プロ選手が落車後にレースに復帰して完走するって、どういう精神構造なんだろう。力なんて入るわけなかろうに。。

品川で降りてセキヤに直行。後輪がちょっと振れてる以外は見た感じ大丈夫そうとのこと。まーあとあと出てくるのかもしれないが。
帰宅後、絆創膏祭りとなったのは言うまでもない。

-------------
「AとかSに上がれば落車減りますよ」と言ってくれた人もいたし、今回は、Bクラスだけ突出して落車が多かったようだが、比較的安全と思った修善寺でこれなんだから、あとは推して知るべしだろう。

ロードレースはかっこいい。しかし、子持ち働き盛りの趣味としては、リスクが高すぎる (と、あえて断言)。私はもうロードレースにエントリーしません。ロードレースっぽい練習はするけれど。

なにはともあれ、時速40キロで吹っ飛んで、骨折や大けがを免れたのは不幸中の幸いというほかない。ヘルメットにはひびがはいってしまったけど、次もOGKにします。

4 件のコメント:

  1. お疲れ様&残念でした。怪我がたいしたことなくて不幸中の幸い?懲りずに気が向いたらまたロードに出てね。今は心を癒してくださいな。

    返信削除
  2. 落車に巻き込まれるとは…災難でしたね><
    大きな怪我はなかったようだけど、早く治るといいですね。

    返信削除
  3. 落車ですか。大事には至らなかったみたいで良かったです。
    僕も修善寺か秩父宮のロードレースに出てみたいなと思っていたけど、アップダウンのコースはやはり怖いですね。

    返信削除
  4. >Inner-Lowな皆さま

    お気遣いどうもありがとうございます。
    思ったより心は凹んでません。方向性が定まってすっきりしたくらい。
    身体は痛くて不便ですね。自転車に乗れないのが一番腹立たしいです。

    返信削除