T-PLAN 潜入

ずっと前に、ネットで知って気になっていたT-PLANに行ってきた。

なんでも、身体の使い方を「動的に」評価してインソールを作るらしい。

その実態やいかに・・・。


メールで問い合わせたのだが、ものすごくレスポンスが悪い。そして、一度の来店ではインソールを作らないらしく、まずはコンサルティングとのこと。

数回のメールをやりとりして、あきらめかけたところに、するっと予約が取れたので、有給を取って目黒まで行ってきた。


さて、当日指定の住所に行ってみるがあまりに普通のマンションのため、合っているかどうか不安になる。なにせ、ビル名の情報すらなく、表札も出ていない。電話にも出ない。

ええいままよとインターホンを鳴らすとがっちりした男性が出てきた。どうやら間違っていなかったらしい。

さっそく足形を見てもらう。私の足は（体重を両足にかけた状態で）右が260mm、左が257mm。回内といって骨が内側に落ちている状態だそう。ここまではよく言われてきた。

そして今履いているシューズ、シマノR220 サイズ41.5をチェック。氏曰く、「合っていない」そう。がびーん。まだ買って半年でっせ。。。


ポイントは3つ。
まず足の形。私の足は親指が頂点にくるいわゆる「オブリーク型 （エジプト型）」。対して、このシューズは人差し指あたりに頂点がくる「ラウンド型」。
次にサイズ。シマノは表記のサイズがそのまま中のサイズとなる(41.5=26.2cm)そうで、足形が合っていればジャストサイズなのだろうが、私の場合は親指が曲げられてしまう。このせいで強く踏めないばかりか、ふくらはぎに緊張が来て攣ってしまう。
そして幅。R220は幅が「E」サイズ程度と広めだが、私の足は「C」くらいと細めなので、これも合っていない。

致命的なのは親指が曲げられてしまうことで、これが先月治療を再開した巻き爪の原因ともなっている。残念だがこれは事実だろう。特にワイヤーによる治療を始めてから、長時間自転車に乗ると親指(特に右足)が痛むようになってしまっている。

このシューズでインソールを作っても意味はない、との結論だそうだ。

つーことは今使っている3足、すべてシマノの同じサイズ（SPDは４２だが）なので全部ダメってことかぃ・・・。


ならばおすすめのシューズはと聞くと、スペシャS-worksで親指が当たらないやつを選べば何とか、、とのこと。サイズ選びの方法としては、インソールを取り出して、体重をかけた状態でインソール先端から親指先端に垂線を下ろし16-18mm余裕があるものを選べ、とのお達し。

S-worksか。値段的に、インソールどころではないな。。。

ちなみに、足形としてはBONTが「オブリーク型」なのだが、足首回りがゆるいので私にはおすすめできないらしい。あと、MAVICはソールがフラットなので私には向いていないらしい。この理由は聞いてみたけれど謎。。。


このあとローラー台で乗車姿勢を見てもらいクリートを修正。かなり前め、内股にならないような角度になった（強く踏むと親指が痛むだろうから回転重視のセッティングらしい）。


普段履きの靴も、オブリーク型か、なければスクエア型を選ぶようにとのこと。

かなり打ちのめされたが、目から鱗が落ちた2時間弱だった。