2013年12月26日木曜日

電装化への道 その1

苦労の甲斐あって・・・

内装化は思ったより険しい道のりだった。似たようなフレームでチャレンジされる方はぜひ参考にしてほしい。

まずはすべてばらす。

穴の位置決めをする。すでに空いている穴はFDケーブルガイドが通っていた穴。これはフレーム内とは通じていなかったので、別に穴を空けることにした (上のマジックの点)。
おっと、その前に練習・・・。
左はまず細い刃で下穴を空けてから、一気に6mmの刃で空けた穴。とも回りして、かなり危険な状態に。右のように4回くらい刃を徐々に太くしていくことにした。

今回使用した道具。手持ちの電ドリに6mmの刃を一本追加。そして田宮のハンドリューター。ビットと合わせても2000円くらい。穴を整えるのに重宝した。


かなり緊張した、最初の穴。電ドリがまっすぐあてられることも穴の位置決めには重要。また、実はここはカーボンが少し厚めだった。これはあけてみるまでわからない。

穴は3カ所。最後のRDに来る頃にはイケイケになっていた。(ここが一番カーボンが薄かったと思う) 塗装がハゲてしまうのは、素人だな・・・。

穴を開け終わったら不安視していたケーブルを通す作業へ。まずたこ糸にチェーンのアンプルピンをつけてヘッドチューブから3つの穴とシートチューブへ通しておく。磁石で導けばこれは比較的簡単。
そしてジャンクションに各ケーブルをつなぎ、ヘッドから投入。糸を引っ張る。
・・・ダメだ、全然出てこない。ってことで写真の振動防止用タイラップを一つを残して外す。
そしたらするするとRDの穴付近まで来た。

で、ここからが難関。コネクタが直径(たしか)5mm、穴が6mmとギリギリなのでコネクタをフレームの外壁と直角にして出してやらないといけないのだが、糸の付け方が悪く全然出てこない。見えてるのに・・・。

たこ糸はやめてシフトワイヤーを使って引っ張ることに。だが今度は穴にテープ (ガムテープだったのがまずかった)が引っかかって出てこない・・・。しまいにシフトワイヤーも抜けてしまう。万事休すか、というところでなんとか引っかかったコネクタをラジオペンチで無理矢理引き出すことに成功。しかしFDとRDのコネクタはかなり傷をつけてしまった。まあ、ここは工夫すればもっとスマートにできると思う。

FDとRDを引き出したあと、シートからどうしても引き出せない・・・ライトをあてるとたこ糸とエレクトリックワイヤーがからまってる・・・。ここは一旦トップチューブ側へ戻し、試行錯誤して引き出すことに成功。

すべて引き出したところで1日目終了・・・。つづく。

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